スポンサーサイト
一定期間更新がないため広告を表示しています
- 2021.11.17 Wednesday
- -
- -
- -
- by スポンサードリンク
前回、「日本政府はアフガニスタンのJICA現地スタッフを見捨てるな!」を書きましたが、その撤退劇を見ていて、日本社会の縮図を見る感じですね。
日本人大使館員12人だけ他国の軍用機に乗せてもらって早々に逃げ出して、日本と関わっていた現地スタップとその家族500人は置き去りにする、という。
どういう背景にせよ、今回は韓国の方がまだ上手くやりましたよ。
知人によると、日本の役所は、決断をしないこと、現状を変えないこと、に一所懸命なそうで。
政治家も役人も自分で考えて率先して動くということが出来ない。他人(=他国)が何をやるかを見てから考える。よって、すべて判断が遅れる。省庁の外郭団体なんかももろにそうですね。
他と違うことが出来ない、他社の動きを見てから考える、というところは民間企業にも間違いなくありますが、そこは経済活動、自分の会社がヤバくなったり潰れるかも、といった状況になれば、決断しなきゃいけないし前に踏み出さざるを得ない、という作用が必ず働きますが、潰れる心配がゼロの役所にはこの作用はまったく働かないですからね。
ドイツも欧州も今回上手くやったとは言えませんが、過去1か月のドイツ国内の議論を見ていて、彼我の差を感じています。
日本人として、ちょい恥ずかしい。